いぬくん
ハムスターくん
という方向けに楽天経済圏について解説します。
楽天経済圏の言葉自体は聞いたことがあっても、意味やメリットが良く分からない方は多いかと思います。
なのでこの記事では楽天経済圏の仕組みや、おすすめのサービス、サービスを利用する際の注意点を徹底的に解説していきます。
楽天経済圏に移行するだけで400万円分の資産所得が手に入ると言われている理由を記事後半で解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
- 楽天経済圏とは何か?
- 楽天経済圏のSPU一覧と仕組み
- 楽天経済圏のおすすめサービス8選
- 楽天経済圏への移行の際の注意点
- 楽天経済圏への移行が400万円分の資産所得という意味
あつぎ
目次
楽天経済圏とは?
いぬくん
楽天経済圏を簡単に言うと、楽天が提供している様々なサービスを利用して、楽天ポイントを貯めることです。
楽天が提供しているサービスは以下の通りです。
・楽天カード
・楽天銀行
・楽天証券
・楽天モバイル
・楽天でんき・楽天ガス
・楽天ブックス・楽天Kobo
・楽天ビューティー
こういったサービスを複数利用することで、楽天ポイントが貯まりやすい状態になります。
スマートフォンから銀行、クレジットカード、電気代やガス代まで生活インフラをほとんど楽天が提供するサービスで賄うことができるので、まさに【楽天経済圏】ということですね。
楽天経済圏の詳しい仕組みSPU(スーパーポイントアッププログラム)とは?
楽天経済圏をフル活用して、楽天ポイントをザクザク貯めるにはSPU(スーパーポイントアッププログラム)の仕組みを理解しておかなければなりません。
SPUとは楽天が提供するサービスを利用することで、楽天市場で買い物をした際に付与されるポイントの割合が増加することをいいます。
例えば、楽天市場を通常利用した場合は購入金額の1%が楽天ポイントとなりますが、 楽天経済圏をフル活用すると、SPUがマックス状態になり、最大で購入金額の16%まで楽天ポイントが貰えるようになります。
あつぎ
分かりやすくまとめると以下のようになります。
通常購入の場合
→1000円×1%=10ポイント
SPUマックス状態での購入の場合
→1000円×16%=160ポイント
楽天経済圏のサービスは2020年1月現在以下の通り

現時点では楽天サービスの利用条件と適用ポイント倍率は上記の通りですが、詳しい内容は頻繁に変更があるので、サービスの契約前には最新の情報は楽天公式ホームページから確認を忘れないようにしてください。
・楽天カードご利用ポイント+1倍(通常ポイント)
・楽天市場での楽天カードご利用特典ポイント+1倍(期間限定ポイント)
正直言って楽天経済圏のサービスは非常に多いので、ポイント倍率を高めるためだけに全て利用することはおすすめしません。ですが、期間限定のポイントUPサービスもありますので、うまく活用すればこんな感じになります↓


なので、上記の楽天サービスの中から特に利用頻度が高く、需要があるサービスをいくつか解説します。
楽天経済圏のおすすめサービス8選
生活を楽天経済圏に移行して、お得にポイントを貯めたい方は以下の8つのサービスの利用を検討してみてください。
- 楽天カード
- 楽天銀行
- 楽天証券
- 楽天モバイル
- 楽天でんき・楽天ガス
- 楽天ブックス・楽天Kobo
- ふるさと納税を楽天市場で利用
- 楽天ビューティー
ハムスターくん
楽天カード

楽天カードは年会費永年無料で利用でき楽天ポイントをザクザク貯めることができる最強のクレジットカードです。
あつぎ
カード名 | 年会費 | SPUの倍率 |
---|---|---|
楽天カード | 永年無料 | 楽天市場での買い物で+2倍 |
楽天ゴールドカード | 2200円(税込) | 楽天カードから更に+2倍で合計4倍 |
楽天プレミアムカード | 11000円(税込) | 楽天カードから更に+2倍で合計4倍 |
更に以下で解説している楽天銀行を利用して、引き落とし口座に設定すれば+1倍になります。
なので、年会費無料の楽天カードでも楽天銀行を利用することで+3倍、ゴールドカードまたはプレミアムカードなら合計5倍までSPUを高めることができます。
普段から楽天市場を利用している方は2200円分の年会費はすぐにペイすることができるので、ゴールドカードがおすすめです。
楽天銀行

楽天銀行はWEBから簡単に口座開設することができるオンラインネットバンキングで、多くの方に利用されています。
楽天銀行の特徴は以下の通りです。
- 楽天ポイントが貯まる
- スマホで残高確認や振込が簡単
- コンビニATMが24時間365日利用可能
- ATM手数料は無料(最大で月7回まで)
- 他行宛振込手数料は無料(最大で月3回まで)
- 高金利
振込手数料も月3回まで無料で利用でき、24時間利用できるATM手数料は最大月7回まで無料になります。
楽天銀行をメイン口座にするだけで、ATMでの引き出しにかかる数百円の手数料はかからなくなります。
あつぎ
楽天証券

楽天証券は投資初心者の方でも使いやすく見やすい管理画面で、つみたてNISAや投資信託での投資を簡単にスタートすることができます。
楽天証券に口座開設を無料で行って、月1回500円以上のポイントで投資信託へ投資することでSPUの倍率が+1倍になります。
あつぎ

楽天モバイル

楽天モバイルは携帯料金を下げたい方にぜひ利用してもらいたいサービスで、1年間のプラン料金無料を提供しています。
楽天モバイルのRakuten UN-LIMITのお得な特徴は以下の通りです。
- 利用料金が1年間無料
- 事務契約手数料と解約解除料が無料
- 楽天回線エリアは完全データ使い放題
- パートナー回線エリアもデータ容量5G、超過後も最大1Mbpsで使い放題
- Rakuten Linkアプリで国内電話かけ放題
- 海外66の国と地域でインターネット・SMSが無料
- オンライン契約や対象製品購入で最大28000ポイント還元
現在3大キャリアを利用している方は楽天モバイルに乗り換えるだけで1年間無料で利用することができ、SPUポイント倍率を+1倍にすることができます。
無料期間終了後は楽天ポイントを携帯料金の支払いに当てることも可能です。
あつぎ
楽天でんき・楽天ガス

電気の契約を楽天でんきに乗り換えるだけで3000ポイントもらえるキャンペーンを行っており、契約して利用している限りSPUポイント倍率を+0.5倍にすることができます。
- 基本料金は無料
- 電気料金200円ごとに1ポイント
- 楽天カードでの支払いなら100円ごとに1ポイント
- 支払いに楽天ポイントが使用できる
- 期間限定ポイントでの支払いも可能
- 切り替え手続きは無料で、WEBから簡単にできる
電気代を見直すメリットがいまいち分からないという方は以下の楽天でんき公式サイトから料金シュミレーションを行ってみてください。もちろん無料で利用できます。
あつぎ
楽天ブックス・楽天Kobo

楽天ブックスは本や雑誌、DVDやゲームを購入することができるサイトで、楽天Koboは電子書籍を購入できます。
楽天ブックスと楽天Koboともに月1回1注文1000円以上の買い物を行うとSPUポイント倍率が+0.5倍になります。
倍率的には少ないので、わざわざ何か購入しようと探す必要はありませんが、普段から本や電子書籍を購入している方は、楽天ブックスまたは楽天Koboを利用して買うようにしましょう。
ふるさと納税を楽天市場で利用

実質負担2000円で地方に納税して、素敵な地域の返礼品をもらうことができるふるさと納税を楽天市場で行えば、節税を行いながら楽天ポイントを貯めることが可能です。
更にふるさと納税は購入金額が数万円単位と比較的大きい金額になるので、楽天市場で行っているキャンペーン時に利用することで貰えるポイントを爆発的に増やすことが可能です。
例えば楽天市場では定期・不定期で以下のようなキャンペーンを行っています。
- 毎月1日のワンダフルデー:+2倍
- お買い物マラソン、楽天スーパーSALE :最大+28倍
- 楽天イーグルス、ヴィッセル神戸、FCバルセロナが勝利した翌日:最大+3倍
あつぎ
楽天ビューティー

楽天ビューティーは美容院やエステ・ネイルサロンの検索や予約を行うことができるサイトで、楽天ビューティーから1回3000円(税込)以上のネット予約&施術完了を達成することでSPUポイント倍率が+1倍になります。
月に1回は美容院やエステ、ネイルサロンに通っている方は楽天ビューティーのサイトから予約を行うだけでSPUポイント倍率が高まるので、非常におすすめです。
女性だけしか利用できないと勘違いしている方が意外と多いのですが、以下のサイトで検索してもらえると分かりますが、男性でも利用できるお店が多いです。
当然支払いに楽天カードを利用すれば楽天ポイントを貯めることができますし、楽天ポイントを支払いに使用することも可能です。
あつぎ
楽天経済圏への移行の際の注意点
楽天経済圏のおすすめサービスをいくつか解説しました。もちろん全てのサービスを利用した方がSPUポイントは多く貰えるようになりますが、それには以下の注意点があります。
・ポイントアップだけでサービスを利用しない
有効期限内にSPUポイントを使用する
楽天経済圏のサービスを複数利用してSPUポイントをたくさん貯めても、ポイントには45日間の有効期限があります。
通常の楽天ポイントは有効期限が1年間なんですが、SPUでポイント倍率が上がって手に入れたポイントは45日間で消えてしまいます。
ハムスターくん
なので、獲得した楽天ポイントはどんどん楽天経済圏のサービスに利用して、普段支払っている現金を使わないようにしましょう。
楽天経済圏をフル活用して、楽天市場の利用頻度も多い方は、あらゆるサービスを楽天ポイントでの支払いで賄えるようになり、サービスの利用に現金を使用することがなくなります。
更に様々なサービスを利用してもポイントが余ってしまう場合は、楽天証券でポイントを利用して投資を行うこともできます。
有効期限があっても楽天経済圏ではポイントが無駄になることはありませんので、45日間で消えてしまうことだけは知っておくようにしてください。
期間限定ポイントが利用できるサービスの一例は以下の通りです。
- 楽天モバイル
- 楽天でんき
- 楽天ガス
- 楽天ブックス
- 楽天Kobo
- 楽天ビューティー
携帯代や電気代、ガス代をポイントで支払えるようになれば、家計に与えるインパクトも大きいことでしょう。
ポイントアップだけでサービスを利用しない
普段から利用しているサービスを楽天経済圏へ移行するのであれば問題ありませんが、SPUポイント倍率を高めるためだけに普段利用しないサービスまで無理して契約してしまうのは本末転倒です。
ポイントだけで考えれば全てのサービスを利用した方がいいですが、サービスを利用するということは当然利用料金は支払っているので、本当に受けたいサービスだけ利用するようにしてください。
あつぎ
楽天経済圏の仕組みを把握して、SPUを活用しているだけで何も利用しない方より圧倒的な家計格差が生まれるので、無理に最大16%のポイント倍率を目指すことはやめましょう。
楽天経済圏へ移行すると400万円分の資産所得とは?
楽天経済圏へ移行するとSPUポイントの倍率が高まり、ザクザク楽天ポイントが貯まることは分かったかと思います。
ではよく言われている400万円分の資産所得とはどういうことなのかを解説します。
資産所得というのは株式を保有していることで発生する配当金や不動産からの家賃収入などのことです。
楽天経済圏をフル活用すると年間で約6万円〜10万円の楽天ポイントを手に入れることができます。
この6〜10万円を資産所得から得ようとするといくら必要になるかというと、配当利回り3%の株式を400万円分保有しないと年間10万円にはなりません。
このことから楽天経済圏に移行して年間約6〜10万円のポイントを得ることができれば、400万円の資産所得と同様の効果だと言われています。
いぬくん
生活を楽天経済圏に移行するだけで、これだけの価値があることを知れば、移行に多少手間がかかったとしても移行する十分な理由になるでしょう。
まとめ
「なんだ結局ポイントをセコく集めるだけか」と考える方もいるかと思いますが、一度楽天経済圏に移行するだけで年間約6万円〜10万円分のポイントを獲得することができ、あらゆる生活料金の支払いに楽天ポイントを使用することが可能です。
楽天経済圏に移行するために新しくコストが発生するわけではありません。
現在も普通に利用しているサービスを楽天が提供するサービスに乗り換えるだけで、ポイントが貯まるようになります。
解説した期間限定ポイントは必ず使い切ることや、必要ないサービスは契約しないことを守れば、楽天経済圏へ移行するデメリットは全くありません。
あとはあなたが行動に移すか、めんどくさいからと何もしないかで家計管理の差がつきます。
あつぎ
